辻村みよ子,2011,『ポジティヴ・アクション――「法による平等」の技法』
「ジェンダー主流化」とはなにか
- はじめに
- 序章 変わらない構造を変える
- 1 男女平等の現実
- 2 なぜ女性議員が増えないのか
- 3 経済面の格差
- 4 男女共同参画のための取り組み
- 5 ポジティヴ・アクションの可能性
- 第一章 ポジティヴ・アクションの展開――各国の取り組み
- 第二章 多様な手法に学ぶ――ポジティヴ・アクションの諸類型
- 1 諸国の用法
- 2 種類と類型――ポジティヴ・アクションの多様性
- 3 政治分野のクオータ制
- 4 正当化理由
- 第三章 意見論争――普遍主義と差異主義のはざまで
- 1 ポジティヴ・アクションの合憲性
- 2 平等論の展開
- 3 主権・代表制論の展開
- 4 日本における理論的課題
- 第四章 日本の選択肢
- 1 日本の取り組みと実践的課題
- 2 政治分野
- 3 行政分野
- 4 公契約の入札,補助金等
- 5 雇用分野――企業の女性登用
- 6 学術=教育分野――大学における実践例
- 第五章 社会的合意を目指して
- 1 ポジティヴ・アクションの根拠規定――国内法と国際法
- 2 コンセンサスの必要性
- 3 東日本大震災復興に男女共同参画の視点を
- おわりに――「市民主権」とジェンダー主流化への展望
辻村みよ子,2011,『ポジティヴ・アクション――「法による平等」の技法』岩波書店.