対数変換

対数変換をした場合の係数をどう読むかという問題がある.
従属変数と独立変数について,四つのパターンがある.
1 従属変数がyであり,独立変数がxである場合.
2 従属変数がyであり,独立変数がlog(x)である場合.
3 従属変数がlog(y)であり,独立変数がxである場合.
4 従属変数がlog(y)であり,独立変数がlog(x)である場合,
の4通りである.
Wooldridgeはそれぞれについて,
1 \Delta y=\beta_1 \Delta x
2 \Delta y=(\beta_1/100)% \Delta x
3 %\Delta y=(100\beta_1) \Delta x
4 %\Delta y=\beta_1 %\Delta x
であると述べている.
1の場合は,xが一単位変化すると,yが\beta_1増えると読む.
2の場合は,xが1パーセント変化すると,yが(\beta_1/100)変化すると読む.
3の場合は,xが一単位変化すると,yが100\beta_1%変化すると読む.
4の場合は,xが1パーセント変化すると,yが\beta_1 %変化すると読む.

これも参照.
より詳しい説明はここにある.