対数変換
対数変換をした場合の係数をどう読むかという問題がある.
従属変数と独立変数について,四つのパターンがある.
1 従属変数がであり,独立変数がである場合.
2 従属変数がであり,独立変数がである場合.
3 従属変数がであり,独立変数がである場合.
4 従属変数がであり,独立変数がである場合,
の4通りである.
Wooldridgeはそれぞれについて,
1
2
3
4
であると述べている.
1の場合は,xが一単位変化すると,yが増えると読む.
2の場合は,xが1パーセント変化すると,yが変化すると読む.
3の場合は,xが一単位変化すると,yが変化すると読む.
4の場合は,xが1パーセント変化すると,yが変化すると読む.